4月9日(土)  伊予灘のメバル釣り


伊予灘メバル 第?弾。

前回は 動かない潮と晴天に苦しめられ

一日がんばって8匹と厳しい釣果に終わったので

今回こそは…



朝から薄曇りで いい感じ。

中潮初日とはいえ この時期は干満の潮位差が3mほどあるので

潮もかなり動くはず。


メバル釣りにおいて 朝の時合いは逃せない。

ここでしっかり数を稼いでおかないと。


最初の流しからブルブルッと追い食い成功。



サイズいろいろ ミニメバル〜尺近い大型まで。


船頭さんからも とにかく朝のうちにしっかり釣っておいてよ〜 と言われているので

手返しを速くすることを意識しつつ、しっかり追い食いも狙っていく。


仕掛けを回収したら 即魚を外して

仕掛け投入の合図に遅れないように 次の流しにそなえる。

一流しごとのインターバルが非常に短いのが この船の特徴であり

それが他船を圧倒する釣果につながっている。


今日は潮も大きく  ベタ凪  曇り  適度な潮濁りと



メバル釣りには絶好の条件が重なっている。


期待していいかも…


中型メインだが スカ流れなく

コンスタントに追い食いもしてくる。



時間の経過とともに 雲が切れて晴れ間が見えてきた。


お日様が顔を出すと



数は釣れても サイズが小さくなってしまう。

追い食いはしてきても 良型の割合は減ってくる。



ワームで釣っても



サイズがイマイチ…

それでも朝からずっと釣れ続いているので



釣り開始3時間ほどで100匹ほどの水揚げ

40Lクーラー7分目ほど。


この調子だと一日200匹超ペース?


雲が広がり 太陽がかくれると再び サイズアップ。



クロメバルの尺サイズにはなかなかお目にかかれず

28〜29cmの泣きの尺メバル。


今日はどのポイントに仕掛けを入れてもいい感じで追い食いしてくる。



3〜4回流せば こんな感じ。


メバルがよく釣れる自然条件として

@ 潮の流れ  ☆ほどよい流れ  ★潮止まり

A 天気     ☆曇り・雨     ★晴天

B 波風     ☆無風 凪     ★高波 うねり

C 潮の色    ☆濁り        ★クリアー

D エサ流れ  ☆あり        ★なし

ひとつ☆が★になると 釣果は1/2以下になる。

条件がいい全部☆の日に200匹釣れるなら 悪条件の全部★の日だと

200÷2÷2÷2÷2÷2=6.6匹 という感じ?

この五つは釣り人や船頭さんの力では どうすることもできないので

釣行日に海の条件が良くなっていることを願うのみ。


一昨日に海が荒れたせいか

前日までの大潮の影響で海底の泥や砂が巻き上げられたせいか

今日は潮も若干白っぽく適度ににごっている。

釣り上げたメバルも口からベイトをバンバン吐いている。

今日は C D の条件も満たしているようで

あとは 仕掛けや釣り方 つまり釣り人の技量の問題である。


釣れるメバルのサイズは ポイントによって多少変わるが

釣れるペースは朝からほとんど変わらず



10時ころにはクーラーが満タン。

推定150匹。

まだ釣りの時間は半分ほど残っている。

このペースだと300匹?


釣り上げたメバルを入れるスペースがなくなってしまったので

大型クーラーを持ってきていた方に50匹あまり 一緒に入れてもらって

クーラーのスペースを確保。




みなさん余裕で100匹を超えたようなので


船頭さんより

型狙いに行きましょうか〜♪



毎回のように大型尺メバルに仕掛けをブチ切られているので

今回はより慎重に…


最初の流しで

今日こそ念願の尺メバルをと意気込んでいた ちいさいオッサン?に

強烈なアタリ。


揚がってきたのは いきなり尺メバルのダブル。

メバルとは思えない引き 面構えに

何ですか これ!って 

かなり興奮されていました。


次の流しで 私にも 最初の1匹。



32cm このサイズの引きは たまらん。


2匹目は さらにサイズアップ。



これまたメバルとは思えない面構え。

体高はそれほどないが でかい。

口開けたら35cmに迫る大きさ。



上から 33cm 34.5cm 30cm 



ちいさいオッサンも「尺メバルしか釣れんが〜(笑)」とご満悦。



潮が止まると 食いも止まる。


尺メバルの釣り方には いくつかの大切なポイントがあって…


普通の釣り方をしているようでは

尺メバルの最初の一撃で0.8号の枝はたいてい飛ばされる。

仕掛けを1号に上げるとアタリの数は半分以下に減る。

0.8号の細仕掛けを切られることなく 尺メバルを釣り上げるためには

ドラグをゆるゆるにして(またはクラッチを切った状態)

親指でスプールを軽く押さえておく。



仕掛けに食いついた直後のファーストラン(約5m)をかわせば

そうそう切られることはない。

また竿を構えるときにタイラバのように竿先を下げていると

瞬時の引きを竿の弾力でかわすことができないので

ちょっと素人っぽく竿先を水平より上向きに構えておくと

最初の走りにしっかりと対応できる。


大型メバルを狙ってもアタリの回数は多くないので

数少ないチャンスをものにできるように それなりの準備と心構えを。



潮が動き出すと 再びアタリが出始め

尺連発。



一番上は28cmあるんだけど

何だかとても小さく見える。


ここのメバルも みかんが好きなのか?



定番のワームでも尺メバルが。


潮が速くなると メバルも巣穴に戻ってしまい

このポイントも終了。


最後にちょっと数釣りポイントに入って お土産追加したところで

沖上がり。



3度目の乗船の ちいさいオッサン

念願の尺アップ5匹に 大台の200匹超え。



条件のいい日に当たってよかった よかった。


預かってもらっていたメバルを入れたら

ふたが閉まりません。



最長寸34.5cmも 一日で尺メバル6匹も 合計224匹も 自己最高記録。

好条件に恵まれ、数も型も大満足の釣果となった。


次はまた頭の中を一旦リセットして

最初の1匹を掛ける努力を惜しまないようにせねば。



大物の部↑(28cm〜34.5cm)  レギュラーサイズ↓(〜28cm)



本日の釣果 メバル 〜34.5cm 224匹